世界の珍しいさると、「珍しいペットとして知られるさる」とは
2020年月05日26日
さると言えば、顔やお尻が赤く、全体的に赤褐色や褐色のニホンザルを想像する人が多いのではないでしょうか。
日本で生息数が多いのはニホンザルとなっていますが、そのほかにもいろいろな種類のさるがいます。
今回は、日本国内や海外でみられる珍しいさるの名前や種類について画像とともにお伝えします。
メガネザル
大きな目がまるでメガネのように見えることから名付けられたメガネザル。
メガネザル科に分類され、インドネシア、ボルネオ島、フィリピン諸島などの東南アジアの島に生息しています。
体重100グラム、体長10センチほどの手のひらサイズの可愛らしい大きさで、世界最小のさるとも言われています。
木の上で昆虫や脊柱動物などを食べて生活しています。
目を大きくすることで、夜間の乏しい光を捉えることができることから、夜行性に適した目となったようです。
現在、メガネザルは森林伐採や密猟などにより絶滅危惧種として保護されています。
キンシコウ(別名:ゴールデンモンキー)
中国の中西部に生息するさるで、中国ではキンシコウ、別名ではゴールデンモンキーとも呼ばれるさるです。
オナガザル科に分類され、体調は66~76センチメートル、体重は9~10キログラムほどとなっています。
目や鼻の周りは淡青色で、口元は白いのが特徴です。
標高1200〜1300メートルの山に生息し、木の皮、果物、昆虫などを食べる雑食です。
ゴールデンモンキーについても生息数は減っていると報じられており、保護対象の珍しいさるとなっています。
リスザル(コモンリスザル)
リスザルは、リスザル亜科に属するさるの総称。
そのうちの一種のコモンリスザルについて紹介します。
リスのように小ぶりで、毛の色が似ていることからリスザルと呼ばれることが多いようです。
中南米の熱帯雨林に生息し、木の上で生活しています。
森の中で見つかる木の実や昆虫、カエルなどを食す雑食です。
リスザルの体長は20〜35センチ、体重は400グラム〜1キログラムほどと小さめのため珍しいペットとして人気があります。
ただしさるを飼うのは一般的に難しいと言われているため環境を整えることができるか、知識は十分かを確認する必要があります。
珍しいさるや珍しいペットとして人気のあるリスザルについて紹介しました。
実際に見てみたい、飼ってみたいさるは見つかりましたか。
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