驚くほど賢い!動物界における賢い生き物たち
2020年月07日27日
世界には様々な賢い動物たちが存在し、動物たちの新たな能力が研究によって次々に明らかになっています。
時には人間の想像を超えるような能力を発揮することもあります。
今回は賢い動物をご紹介します。
タコ
タコの足には約2000個近い吸盤があり、その一つ一つには、50万個の神経細胞が備わっています。
神経細胞の3分の2が、脳ではなく足に存在していて、すべての神経細胞を足すと犬の神経細胞の総数とほぼ同じ数になります。
つまり、犬と同じレベルで物事を考えることができるのです。
足に神経細胞を持っているからこそ断されても、その足は自由自在に這い回り、ものを掴み上げることができます。
そしてタコは簡単な迷路を解くことができる上に、蓋のあるビンの中に閉じ込めても、簡単にフタを開け、逃げ出すことができるほど頭の良い動物です。
また、タコは人の顔も覚えることができるので、タコに意地悪は禁物ですね!
ネズミ
ネズミは種類によって乳幼児ほどの感情があるといわれており、芸を覚えさせることもできるほど賢い動物です。
さらに学習能力と記憶力もすぐれており、かかった罠には2度かかることがないという研究結果もあります。
また「地震の前にはネズミがいなくなる」「ネズミは沈みかかった船を見捨てる」という噂を聞いたことはありませんか?
ねずみの危険察知能力には優れたものがあります。
人間には感じられない周波数、陽イオンを感じることができ、それによって大移動すると考えられています。
人間よりも頭のいい動物かもしれません。
ゾウ
ゾウは喜びや悲しみ、怒りなどさまざまな感情を持っていると言われています。
実際にゾウの脳は6kgほどの大きさであり、人間と同じように非常に複雑な構造をもっています。
学習したり、その場に合わせた柔軟な対応もできるのです。
そしてゾウは、人間のように仲間の死を理解し、哀しむ生き物でもあります。
なんと亡くなったゾウに仲間が順番に鼻をつけていくといった葬儀のような儀式を行うのです。
象はとても知能が高く、群れで暮らす性質があるので信頼関係で結ばれた相手には無条件に愛情を注ぎます。
イルカ
イルカの脳重量比(体全体に対する脳の大きさの比のこと)は人間の次に多いとされています。
実は、イルカはあまり目が良くありません。
“エコーロケーション”という音波を放って、仲間と話したり物の距離を測ったりしています。
これは人間にはできない能力ですね。
また、落としたカメラを拾ってきてくれたというエピソードもあります。
カヤックでノルウェーの港にいるヨアヒム・ラーセンさん。
すると一頭のシロイルカがやってきたようすを防水の小型カメラでその珍しい瞬間を撮影していましたが、誤って水中に落としてしまいました。
すると、シロイルカが潜って水の底に落ちていたカメラを拾ってきてくれたのです。
カメラにはその時の様子が録画されていました。
とても頭の良い事が感じられる動画です。
猿
訓練なしでも、人間の真似をすることによって人間のしている行動を覚え、実践することができます。
打算的なところもあり、人間のようにエゴを持っていてプライドも高いです。
強い社会性を持っていて、戦いに負けた方は勝った方につきしたがう様子を見せます。
訓練をすることによってほとんど人間に近い行動をすることができます。
動画はボノボがパックマンを上手にプレイする様子です。
効率の良い得点の取り方もあっという間に覚えていきます。
真剣な眼差しもとても可愛いです。
栃木県日光市にある日光さる軍団では、賢いお猿さんの集団芸やコントを実際に見ることができます。
是非、訪れてみてくださいね。