長生き猿さん大集合全国の長生きなニホンザルを紹介!
2020年月10日01日
現在、日本人の平均寿命は男性81.25歳、女性87.32歳で、世界的に見ても長寿大国です。
さて、日本の猿たちはどうでしょう。
今回は長生きなニホンザルを紹介いたします。
札幌市円山動物園 「はな子」
引用:https://www.city.sapporo.jp/zoo/index.html
昭和57年に円山動物園にサル山を作るために、京都の美山町から6歳の時に来た雌のニホンザルです。
国内で飼育されているニホンザルのうち最高齢でしたが、2017年の2月に亡くなっています。
推定37歳だったそうです。長生きですね!
11頭の子どもと9頭の孫がいるおばあちゃん猿です。
富山市ファミリーパーク「アケビ」
推定37歳の雌のおばあちゃん猿です。
木の葉や野菜を食べ、特にイモが大好物でした。
富山の冬は寒く、孫や仲間と一緒に仲間同士でギュウギュウにくっついて暖をとるサル団子を作り、冬の風物詩になっています。
2009年の12月に老衰のため亡くなっています。
札幌市円山動物園「もみ子」「ぎん子」
引用:https://www.city.sapporo.jp/zoo/topics2-878.html
ぎん子は昭和57年に京都府南丹市からやってきた雌のニホンザルです。
平成25年から体調を崩し、バックヤードで看病され、元気になったらサル山に戻りと生活していましたが、平成28年の1月に亡くなりました。
「もみ子」は36歳。
その年の6月に後を追いかけるようになくなっています。
最後の最後までサル山で元気な姿を見せてくれていました。
9匹の子どもとその孫に囲まれ三世代で暮らしていました。
高崎山自然動物園「ベンツ」
引用:https://plaza.rakuten.co.jp/yystk/diary/200808080000/
長寿猿の中では珍しい雄のお猿さんです。
最年少で群れのボス猿になり、対立する別群れの雌猿に恋をしボスを辞め、またその別群れのボスに返り咲くという破天荒な人生(猿生…?)を送った伝説と呼ばれるお猿さんです。
書籍化もされているので、気になる方はぜひ、チェックしてみてくださいね。
引用:https://www.poplar.co.jp/book/search/result/archive/8000969.html
京都市動物園の老猿ホーム
全国でも珍しい長寿猿の為の施設です。
腰が曲がってきていたり、関節が硬くなってきている老猿たちの為に冷暖房管理&バリアフリーになっています。
ここに住んでいるアカゲザルのイソコは現在42歳!
のんびり日向ぼっこや散歩をしながらセカンドライフを満喫しています。
京都市動物園では「福祉向上」を掲げていて、飼育する動物たちを適正数に保つ努力をし、よりよい飼育環境を目指す為の管理計画を立てています。
国内最高齢のライオンも京都市動物園で長寿記録を伸ばしています。
近年、「動物福祉」の関心が高まっています。
動物たちが幸せに老後を送れる動物園が増えていってほしいですね。
日光さる軍団の長生きなお猿さん
日光さる軍団にも元気な長寿猿が暮らしています。
春斗 推定26歳 オス
ケンちゃん 推定26歳 オス
メグ 推定26歳 メス
もも 推定25歳 メス
ナパ 推定24歳 オス
現在、ナパは猿山のボスとなりまったりと過ごしています。
日光さる軍団に来た際は是非、さる山のボス ナパ君を見つけてみてくださいね!
ニホンザルが好きな方は是非こちらのショップを覗いてみてください。